外科・消化器外科
手術内容(消化器)
消化器外科症例を中心に年間約80例の全身麻酔の手術を行っております。
最近は患者様への負担が少ない鏡視下手術が多くなっております。
肛門専門外来にて、痛みの少ない手法を積極的に取り入れた痔の治療を行っています。
- 1. 胃癌、大腸癌、直腸癌
- 2. 肝、胆道、膵臓の手術
- 3. 虫垂炎、痔、ヘルニア(小児の鼠径ヘルニアを含む)
- 4. 腹腔鏡下手術
- a. 腹腔鏡下胆嚢摘出術(主に胆石症に対して)
- b. 腹腔鏡下大腸切除術(主に早期大腸癌に対して
- 5. その他大学病院などの応援にて難度の高い手術も行っております。
腹腔鏡による鼠径ヘルニア手術
当院でも腹腔鏡による鼠径ヘルニア手術を受ける事ができます。
ヘルニアってなに?
ヘルニアとは筋肉からなる強い組織にできるずれや穴のことです。
お腹の壁の内側の筋肉が弱って、そこが膨れたり、裂けたりするとおこります。
パンクした時に、タイヤの隙間から内側のチューブが出てくるのと同じように、弱った腹壁の間から、腹壁の内側の膜が小さい風船のような袋をつくります。そうすると腸や、他の組織が袋の中に押し出されます。
ヘルニアになると不快感や痛みが増し、緊急手術が必要になることがあります。
腹腔鏡で鼠径ヘルニア手術をする利点は?
腹腔鏡手術は、腹壁の隙間や腹壁そのものを、お腹にあけた小さな穴と、テレビカメラと、メッシュと呼ぶ医療用の膜で修復するものです。痛みが少なく、再発も少ない利点があり、ほとんどの方は手術後すぐに日常生活や仕事に復帰できます。