看護職員の声
川崎看護師(急性期病棟)

野上病院に入職し3年が経とうしています。
学生の時期は、感染症が流行し、臨床実習の経験が少なく不安で一杯でしたが入職後は先輩方がみんなで関わって下さったことと、患者さんから教わったことが今の自分の成長につながったように思えます。
医療従事者になったという実感・責任を本当に感じた2年目でした。
1年目は環境に慣れる事で精いっぱいでしたが2年目は、看護していく上で、疾患や医療用語も多くわからないところは自己学習をしたりして先輩に聞いたりと問題や自身の課題を1つ1つ解決していくようにしました。
その自己研鑽が患者の日々の観察に役立っていると感じることも多々あります。
2年目となり後輩が入職してきた頃は、自身が入職した頃の緊張を思い出しました。
先輩方が指導してくれたことを継続できるよう教えるばかりではなく、自ら学習するの大切さも伝えていきたいと感じています。
私自身の看護観は、「身体的苦痛の軽減だけでなく精神的苦痛の軽減に努める」です。
それを理想の看護観で終らせるのではなく実現できるよう3年目となった今も目標に看護していきたいと思います。
大森看護師(回復期リハビリテーション病棟)

看護師として野上病院に勤務して10年以上が経過しました。
今回、自身の軌跡を振り返ってみましたが、この10年に実に様々な事があったのだなと思いだされました。
昔、自分がまだ未熟だった頃、自分に自信がなく、いつも周囲に迷惑をかけている、負担をかけているという気持ちがあっての勤務だったように思えます。
しかし、経験を重ねるにつれ、そのような思いは少なくなっていき自信を得ることができました。
それでもまだ、その時は、ただ目の前のことに一生懸命になっているだけでした。
しかし、リーダーとして、先輩看護師としてスタッフに関わっていくうちに、それだけでは駄目な事、リーダーシップ、フォロワーシップがあってこそチームとして患者さま、ご家族さまに看護を提供できるのだと自覚しました。
だからこそ、自分がリーダーとして、先輩看護師としてスタッフ達をフォローできるようになっていこうと思います。
そして、皆が全力を出していけるようにリーダーシップを取っていけるように努めています。
また、今回振り返ったことで看護についてあらためて、考える機会となりました。
以前はただ入院中の患者様への関わりだけが多くを占めていました。
しかし、10年、回復期リハビリテーション病棟で患者様と関わっていくなかで、入院前や退院後の生活も含めた一繋ぎとして考え、それに合わせた看護を看護師、多職種とともに、必ず実践するのだとという心構えをもって努めています。
入院中をただ、安全安楽に過ごせるだけでなく、患者様が最良の状態、状況で退院後の生活を行えるように、日々の看護に取り組んでいきたいと思います。
そしてそこでの成功も失敗も皆で共有し改善をめざしていけるようにしていきたいと思います。
今もこれからも迷う事や悩む事もあると思いますが、そういった事を少しずつ踏み超えていき、いつかまた自身を振り返った時に糧にできるような看護師になりたいと強く思います。
そのためにも日々、精進を続けていくのがなによりも大切なことだと思います。
江川准看護師(急性期病棟)

私は学校に行きながら准看護師として急性期病棟で働いています。
働きはじめは、看護師とはどのような仕事をしているのかを先輩看護師から教わり、これまで知りえなかった知識や手技に感動を受けると共に自分ができるかを不安に感じていました。
学校や病棟で学ぶ事が患者さまへの援助につながり、少しずつ自分のできる事を増やしていくことができました。先輩看護師に丁寧にご指導いただき、成長ができた1年であったと自信を持って言えます。
学生である私の援助を快く受け入れて下さる患者さんに感謝の心を持ち、初心を忘れず誠実な看護師になりたいと思っています。
学業と仕事を両立しながらさらに知識を深め患者様の入院生活に寄り添い、病棟の戦力になれるよう日々精進してまいります。