看護職員の声

川崎看護師(急性期病棟) 勤務7年目

スタッフ達とともに、専門性のある知識・技術の習得のため院内研修も実施しており、寄り添うだけでなく、看護師として十分な知識、技術を身に付けることで、より安心・安全な医療を提供することに繋がると考えています。

川崎看護師

私達は、看護部理念である「心温まる看護」の提供を対象である患者さまやご家族さまに提供していけるようスタッフが一丸となって努力しています。
そのために私達が一番大切にしていることは、まず、患者さまやご家族さまに寄り添うということです。
病院に入院するということは、患者さま、ご家族さまにとっては不安も大きいことでしょう。
患者さまやご家族さまの意向や思いを傾聴し、尊重する気持ちを持ち続けるようにつとめています。
何事においても落ち着いての対応、優しさの心を込めての看護をこころがけています。
また、五感をフルに働かせてどんな些細な情報でもキャッチできるよう常にアンテナをたてておくことが大切だと勤務の中で日々、感じとっています。
患者さま、ご家族さまを観て、コミュニケーションをとって、感じ得た情報を活かせるように、スタッフと共に情報交換、振り返りを行っています。
また、多職種とも連携をとり、スタッフ全体で患者さま、ご家族さまに関することを共有し、個別性のある、その方にあったより良い看護を提供できるように努めています。
急性期病棟で目まぐるしく変化する状況のなかでもスタッフ達は看護専門職としての役割と責任を果たせるようにチームとして活動ができています。

また、私は、スタッフ達とともに、専門性のある知識・技術の習得のため院内研修も実施しており、寄り添うだけでなく、看護師として十分な知識、技術を身に付けることで、対象に対し、より安心・安全な医療を提供することに繋がると考えています。
今後も個人、チームとしてスキルアップしていけるよう努力していきたいと思います。

大森看護師(回復期リハビリテーション病棟) 勤務10年目

入院中をただ、安全安楽に過ごせるだけでなく、患者様が最良の状態、状況で退院後の生活を行えるように、日々の看護に取り組んでいきたいと思います。

看護師として野上病院に勤務して10年以上が経過しました。
今回、自身の軌跡を振り返ってみましたが、この10年に実に様々な事があったのだなと思いだされました。
昔、自分がまだ未熟だった頃、自分に自信がなく、いつも周囲に迷惑をかけている、負担をかけているという気持ちがあっての勤務だったように思えます。
しかし、経験を重ねるにつれ、そのような思いは少なくなっていき自信を得ることができました。
それでもまだ、その時は、ただ目の前のことに一生懸命になっているだけでした。
しかし、リーダーとして、先輩看護師としてスタッフに関わっていくうちに、それだけでは駄目な事、リーダーシップ、フォロワーシップがあってこそチームとして患者さま、ご家族さまに看護を提供できるのだと自覚しました。
だからこそ、自分がリーダーとして、先輩看護師としてスタッフ達をフォローできるようになっていこうと思います。
そして、皆が全力を出していけるようにリーダーシップを取っていけるように努めています。
また、今回振り返ったことで看護についてあらためて、考える機会となりました。
以前はただ入院中の患者様への関わりだけが多くを占めていました。
しかし、10年、回復期リハビリテーション病棟で患者様と関わっていくなかで、入院前や退院後の生活も含めた一繋ぎとして考え、それに合わせた看護を看護師、多職種とともに、必ず実践するのだとという心構えをもって努めています。
入院中をただ、安全安楽に過ごせるだけでなく、患者様が最良の状態、状況で退院後の生活を行えるように、日々の看護に取り組んでいきたいと思います。
そしてそこでの成功も失敗も皆で共有し改善をめざしていけるようにしていきたいと思います。

今もこれからも迷う事や悩む事もあると思いますが、そういった事を少しずつ踏み超えていき、いつかまた自身を振り返った時に糧にできるような看護師になりたいと強く思います。
そのためにも日々、精進を続けていくのがなによりも大切なことだと思います。

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